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紹介エッセイ「Moonにクンタッチ」
 
 

第十七回「ジャッキアップの注意点」

そろそろ雪も解けてきて夏タイヤ(最近ではタイヤショップが春タイヤと言っている)に交換する時期が近づいています。

タイミングとしては、4月の中頃がピークになりそうですがタイヤ交換のときにジャッキを当てる場所を間違えて、車を損傷する事があります。

一般の乗用車は大体ドアの下あたりに、長さ10センチで5ミリぐらい凹んだ所(4ヵ所)が有るので、そこに車載のジャッキを当てて車を持ち上げタイヤ交換をします。
しかし、今流行りのワンボックスカーやジープタイプの車には、サスペンションの取り付け部分にジャッキを当てる物が多く、知らない人が多分このあたりだろうと思って、ジャッキを当てて車体を持ち上げようとして車体の下部を潰して来ます。

今ではほとんどないのですがマツダのボンゴの4輪駆動のタイプは、助手席側のタイヤのホイールナットが逆ネジになっている為、ねじを緩めようとしてナットを左に回そうとするのですが、このタイプは通常と逆で右にネジを回して緩めるタイプなのです。

これを知らずに、緩まないからといってインパクトレンチ(ガソリンスタンド等でナットを取る時に使うでっかいピストル型の物)で緩めようとして、(実際はどんどん締め込んでいる。)ハブボルト(タイヤを外した時に車体側に残る4本から6本のボルト)を折ってしまいます。

こうなると交換工賃はかなり掛かる場合が多く、自分でタイヤ交換をして3,000円ぐらい浮かしたつもりが逆に費用が掛かってしまいます。良く分からない人は一度取扱説明書を見なおしてください。

最後になりますが、純正でないアルミホイールを履かせている方にご注意を1つアルミホイールのナットをつけるところの穴が丸く開いている場合に、車に付いてくるホイールレンチ(L字型のやつ)が穴に入らない場合が多いのです。
おそらくアルミホイール購入時に小さな箱の附属品を貰っているのですが、、

この附属品のアダプターをつけてからホイールレンチを使って緩めたり締めたりします。
これが無いとタイヤ交換は出来ませんのでご注意下さい。

以上何点かお話しましたが、笑える失敗談があったら教えて下さい。
何か対策があれば考えてみたいと思います。

追記
Jimmyは過去に上記のジャッキアップポイントの事故経験がありました。
VWですが板金すると大きな出費で、いまでもその傷を遺したまま、今に至ってます、ご注意ください。
 
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