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紹介エッセイ「Moonにクンタッチ」
 
 

第十一回「A型フォードのタイヤ」

 先日ショールームにある1929年製造のA型フォードの「タイヤ」の空気が減っていたので、空気を入れたとき何気なく口金を見て気がついたのですが、バルブの構造と寸法まで含めて現代のものと殆ど変化がありません。
(因みに1919年製造の「Т型フォード」のバルブの形状もほぼ同じものです。)
という事はもしかしたら、ダンロップが空気入りタイヤを発明した時から変わっていないのかもしれません。

「ダンロップ」(確かイギリス人の名前です)が空気入りタイヤを発明するまでは、「ソリッドタイヤ」(子供の3輪車タイヤのようにゴムだけの物)だったわけでその乗り心地の悪さは想像するに難しくありません。
しかも、空気入りのタイヤになってからはパンクとの戦いで当時の車には必ずスペアタイヤが二本積んでありました。

 今でこそめったにパンクはしませんが、最近のタイアがパンクしなくなった訳は大きく言って2つあります。

 1つは道路が良くなった事。もう1つは「チューブレスタイヤ」の発明です。

  実際タイヤ交換の際にタイヤを取り替えようとして、釘を発見する事がありその釘を抜くとエアーが漏れることが多いのです。

  そこでメカニックは釘を発見した場合は、先ずお客様に釘を見てもらってから釘を抜きます。
そこでエアーが漏れるとタイヤを修理しますが、お客様が確認する前に釘を抜いてしまうと修理代がもらいづらくなります。

  このように、チューブレスタイヤは以前の「チューブ入りタイヤ」よりも釘を踏んだ際の対パンク性に優れています。
それにしてもタイヤは発明当時と余り変わっていませんね、ダンロップさんて凄い人なんですよ。

 ちなみに「ブリヂストンタイヤ」の名前は石橋さんの名前から採り、石と橋を英単語で読んでストーンとブリッヂをひっくり返して「ブリヂストン」と言うのは有名な話です。
タイヤ交換の時は釘が刺さっていないか見ておいたほうが良いですよ。
 
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