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第一回「夕張のカマボコ型の展示場」

　私は、車に関することに興味があり、今回は夕張に古い車の博物館（少しオーバーか）を見つけたので、夕張方面に行かれる方で車に興味の有る方は寄ってみてはいかがでしょうか。

　場所は、最近高速道路ができた夕張インターを出て、日高方面に向かい紅葉山の交差点を、左折して夕張方面に向かい交差点より約２キロ先の左側に、ある宮本自工という整備工場です。
　カマボコ型の展示場には、昭和３０年代～４０年代の国産車をメインに軽自動車（スバル３６０、バモスホンダ）からクラウン（観音開き）セドリック（縦4ヘッドライト）まで３０台ぐらい展示してあり自由に見ることができます。
　先日寄った時もハネベン(古いベンツでリアフェンダーに羽根が着いているように見える)をレストア中で、トランクの穴を埋めていました。
　オーナーは先代の宮○自工の社長様で(現在は息子さんが経営している)全くの趣味でやっているとの事です。又、カメラも相当気合が入っているようです。車に興味の有る方は是非寄ってみてください。

　ところで、現在作っている八剣山トンネルがもう少しで完成という情報が有りますが、みすまいの入り口(出口)は知っているのですが、反対側はどこに出るのか、いつ開通か等知っている方は是非知らせてください。このトンネルが完成すると定山渓～石山の渋滞が緩和されると思います。

　車の名前についてのお話をします。
　日本の車には、殆どマスコットネーム（カローラ、サニー、等）が付いていますが、ヨーロッパのメーカーには、あまり名前のついたものがなく、アルファベットと数字の組み合わせが多く、これがわかると車にたいする興味が出るかもしれません。
　そこで先ずは、日本で一番知名度があると思われる、ベンツの車名の見分け方（主に現行の車種）に付いてです。基本的には、最初のアルファベットが車体の大きさを表し、３桁の数字がエンジンの排気量を示しています。アルファベットは、小さいほうからＡ、Ｃ、Ｅ、Ｓとなります。最近時々見かける異常に小さいベンツは、Ａ１６０ですから一番小さいクラスのエンジンで排気量は１６００ＣＣです。勿論、今年新登場のＡ１９０はエンジンの排気量が３００ＣＣ大きくなり、パワーアップした事になります。
　Ｃクラスは、以前子ベンツといわれたタイプの現行タイプです。日本にはＣ２００～Ｃ２８０まで。
　Ｅクラスは、丸いヘッドライトが４灯付いたタイプです。日本にはＥ２４０～Ｅ４３０まで。
　Ｓクラスは、最近見かけるようになったベンツの最新モデルです。
　日本には、Ｓ３２０～Ｓ５００まであり、Ｓクラスにのみ数字の最後にＬが付く仕様があります。その違いは、ホイールベース(前輪の中心と後輪の中心との距離)が１０センチメートル長く後席の足元が広い、いわゆる運転手さん付きの場合が多い。見分けるポイントはリアドアの長さで見分けます。以上が乗用車のタイプです。

　これ以外にもＶクラス、Ｍクラス、Ｇシリーズがあります。
　Ｖクラスは、日本でいうところのボンゴ型のタイプでＶ２３０とＶ２８０が有ります。Ｍクラスは、トヨタのハリアーに似たタイプであまり本格的でない４ＷＤタイプのＭＬ３２０とＭＬ４３０が有ります。

　最後にＧシリーズは超本格的な４ＷＤであえて日本車で近い車を捜せばトヨタのランドクルーザー、ミツビシパジェロあたりと思われ、Ｇ３２０～Ｇ５００まで有ります。以上でメルセデスベンツの車名についての話を終わります。

　BMWについて、BMWは３桁の数字で表示されます。最初の数字が車体の大きさを表し次の２桁でエンジンの排気量を表します。最初の車体を表す数字は小さいほうから３、５、７(８)となります。
　３シリーズは、ベンツのＣクラスとほぼ同じ大きさで３１８から３２８まで。但し３１８は、１９００ＣＣで３２３は２５００ＣＣです。
　５シリーズは、ベンツのＥクラスとほぼ同じ大きさで５２５から５４０まで。但し５４０のみ４４００ＣＣです。
　７シリーズは、ベンツのＳクラスとほぼ同じ大きさで７３５から７５０まで。但し７４０は、４４００ＣＣ７５０は５４００ＣＣです。さらにベンツと同じく７５０にのみ、７５０ｉＬが有りロングホイールベースで後席が広くなります。

　最後に８シリーズは、２ドアのクーペタイプで８４０のみで４４００ＣＣ．以前の下２桁は完全に排気量とあっていたのですが最近は排気ガス対策の為か数字よりも大きなエンジンを載せています。ＢＭＷのマーク（丸を十字に切って青と白に塗ったやつ）はプロペラが回転している様子を表したもので、ＢＭＷが飛行機屋さんだったことを意味します。