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連載エッセイ

第7回
「オープンウォーター」

サロマ湖の吊り橋
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サロマ湖喫水域
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波の音聞けます

Photo and essay * Photographer * JIMMY 工藤氏


*海に出て行う講習をオープンウオーターともいい最終のステップ *

いよいよ海に出て講習ですが、10月も中旬過ぎになるとプールと違い、波はあるし、水は冷たいし、透明度も落ち三重苦です、あの夏のウキウキした気分には なれません。
当然のごとく、こんな時期に若い女性は少なくて、レスキュウを受けている先輩の女性一人だけで(彼女の名誉の為に言い訳しますが、当時はまだ32歳で十分 若く美人)、夏とは違い華やかさがありません。

余計な色気が無くカッコ付けもしないせいか、(その後色気の無い事が続く)その日の講習もトントンと無事に終わり、海の家で適当に昼食、たしか皆でジンギスカン(ラム肉とかマトン肉を野菜と共にジンギスカン鍋で焼いて食す)を食べた。

ビールを飲んでいたのでもよおし、トイレに行った時に先輩が鍵をしないまま、 用便をしていたのです。
予想もしない出来事で、悪いやら恥ずかしいやら、先輩も笑って出てきましたが、「当時ダイバーは皆太っ腹なんだと思いました」 何年経っても忘れられない 「桃割れの光景」 が頭に焼き付きました。

寒いおもいですべての講習を終わり、念願の 「PADI」 という団体の発行する、 免許「オープンウオーター」 を頂戴したのが10月の下旬でした。

私の加盟しているスクール 「ZOO」 では、年に何度か大きなイベントが有り、その、年度末は10月で締め切、クリスマスパーティーと共に卒業式が有ります。

その飲み会たるや、すざましく皆んな目いっぱいおしゃれをしてくるのですが女性のハイヒールでビールを飲んだり、日本酒をラッパ飲みしたり、口紅を借り口に塗り服にキッスマークを付ける輩、人のグラスに醤油を入れたり一味を入れる輩、最後にはお決まりの服を脱ぎ出すやつが出てくるのですから、洋服も泥ゞ です。
一緒に女性まで演出に加わってくるのものですから、男成人はドンドンエスカレートします、その私まで変な気持ちになってくるのでした。

当時わたくしは非常に大人しくて、高橋さん(もう一人の)に 「JIMMY/ジミー」と呼ばれるようになった、後世皆に教育されハデーですが、皆ひたしみを持っていまだにジミーと呼ばれてます。

つづく...。
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