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  クジメ
  キツネメバル
  エゾニチリンヒトデ
  エゾキンチャクガイ
  ゴカイの仲間
  タコヒトデ
  ブラシの手をもった
 不思議なエビの仲間
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               第64回「ローソク岩」
                 
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                  | ウスメバル クリックで拡大
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 Photo and essay * Photographer * JIMMY 工藤氏
 
                 
                  | ローソク岩は「知床半島」にもありましたが、今回ご案内する「余市」にあるローソク岩は2000年の6月に1回と7月に掛けて、都合3回撮影に行きました。 積丹半島のローソク岩はその半島の北西面のほぼ中央部に位置しています。
 余市といえば、日本人科学者としてはじめて「宇宙飛行士」になった「毛利衛」さんが出身で「余市宇宙記念館」参照ください。
 
 この建物の隣りに2大ウイスキーメーカーの「ニッカウヰスキー」北海道工場があります。
 ニッカウヰスキーの創業者「竹鶴昌孝」が「サントリーウイスキー」の招請で国産初のウイスキーを製造したのですが、自分の理想とするウイスキーを造るために「サントリー社」を退社し、ここ余市にて本格的な「モルトウイスキー」の製造を1934年に始めたのでした。
 
 最近では「豊浜トンネル崩落」の悲しい事故の記憶が皆様の記憶に新しいとおもいます。
 
 この余市町豊浜港近くの沖合いに鎮座する岩というより柱(ピラー)、ローソク状態をさして、この名がつけられたそうです。
 
 伝説によると今から500年の昔に、若い漁師が海の魔物を倒すために海の女神様からもらった刀と兜が海に沈んだ後、この巨大な岩になったそうです。
 
 このローソク岩の写真は水中から半水面で撮影したもので、小さく黒く写っていますが高さは46mもあります。
 岩は那須火山帯の硬いもので形成されていて、壊れそうにありません、ビルの高さでいうとほぼ12〜15階くらいでしょうか。その付け根、西側には鳥居もあります。
 
 ローソクの根は東西におおよそ200mほどあるでしょうか、北側の水深は30メートル以上もあり。ドーンと急傾斜を描きながら落ち込んでいて、潮の流れもありますので、気をつけないといけません。
 
 南側は大きなごろた石がごろごろあり、水深は平均15mくらいでしょうか。
 
 北側よりごろたが多いので比較的流れが弱く、多くの生物がゆっくり観察できるので、生物を観察するのにはお勧めのサイトです。
 
 ローソク岩に行くには、ボートに乗っていく必要があります。
 ここ豊浜港で「マリンビレッジ」というダイビングサービスをしている斎藤さんにお世話になります。
 斎藤さんのところはショップ意外のフリーでダイビングを楽しむ方も気軽に手配できますし、エアーチャージもしています。
 価格も良心的です。
 
 Cカードと自分のタンクを持っている方は帰りがけに「エアーチャージ」もクイックに受けてくれますので、多くのダイビングショップも利用しているのがうなずけます。
 
 ここのポイントは日々、時間によって潮の流れが変わりますので、初心者の方はしっかりしたガイドさんに案内してもらうのがいいでしょう。
 
 今回は「ブラシの手を持った珍しいエビ」の仲間と綺麗な色をしたゴカイの仲間を「Zoo」の大金氏に見つけてもらい撮影しました。
 
 続く...........。
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