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機上イメージ


青い空と鉛色の空


体験ダイビング?


古座間味ビーチ


花クジラ


クジラ公園の画


モニュメント


クジラ公園


オアシス1


オアシス2

連載エッセイ

第61回
「座間味村
ホエールウオッチング」

にゃん
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猫屋敷
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シーサーとその友達
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波の音聞けます

Photo and essay * Photographer * JIMMY 工藤氏


 昨年2月の撮影に続き3月8日ホエールウオッチングを目的に「札幌〜沖縄線」の 「ANA」に乗りました、今年、札幌の大雪に閉口していた私は避寒とクジラの撮影 をするべく機上にいましたが、九州から沖縄に向かう途中窓から外を見ると真っ白な 雲海とその上は藍色がグラディーションを描きながら限りなく天空にと続いていま す。

 この明るい真っ白な雲の下は曇りなんだよなーと漠然と、考えつつ、これからの日 程が全て曇、雨と風、低温に悩まされるなんて考えてもいなかったのです。

 今年の沖縄地方は近年、稀なほど日照時間が少なく2月の4週から5週に掛けては 1時間と少ししか太陽が出なかったようで、太陽の恵みがない状態のなか、沖縄県人の大方は闇い気持ちになっているようですし、農業従事者、や観光事業に携わる人にとっても大打撃を受け、可哀想に感じます。しかも未だに継続中なのです。

 確かに今年に入り本島から南西諸島方面を「NHK」TVの「アメダス」の写真動画をみると雲が限りなく途切れずに、一面を覆うように西から東に流れています。

 少しの希望を持ちながら那覇泊港「クイーンザマミ」に乗船し島に向かいますが、 波も高く、結構な縦揺れを感じつつ到着、軽い船酔いと共に、懐かしい顔ぶれの出迎えを受けました。

 「宮城清」とスタッフの「清原慎介」さんのリクエストで持参した、お土産「冷凍 イクラ」を送迎途中に清宅に届けるべく寄り道をしてもらい、届ける段になって中を そっと覗くと、冷凍してあったイクラと保冷用の氷が共に溶けています。

おまけに飛行機の気圧の変化でタッパから大部分の赤い汁がビニールの中に漏出しているではありませんか、暗い気持ちで清の奥さんに言い訳をしながら渡し、今度はドライアイスでないとダメかと反省。詰めの甘さを恥じていました。

 テンションが下がったまま、シラハマインにチェックイン。  夕食後、清の兄「武」と「うりずん」で再会を祝っている中に清から何度か連絡が あり明日の日程は波が高く又客も多いのでクジラは無理だろうということで、午前中 はダイビングを選びました。今回ダイビング器材を持参してないことを言うと、武が器材フルセット貸してくれることになり。

 9日午前「オアシス」に潜水しました。ここは島に囲まれているので波の高い海況 状況にも影響なく、台風以外には潜れるところです。今回はダイビング撮影を想定し てなかったのでストロボを持参していなく、青一色の世界です、もしストロボがあれ ばカラフルな海底世界をご覧出来たでしょう。この日の午後は海況も悪くクジラは諦めました。

10日船は出るには出たのですが、波が高く午前中で諦め。11日も海況が悪く、 午前中一度「親子クジラ」目にする機会はあったものの、追いかけることをすぐに諦めて、はぐれクジラを目指し船を転舵するものの、結局もくろみは外れ「ブロー」すらみれずに帰還しました。

こ日の午後から次の日に掛けては、低気圧の通過と共に天 候が急速に悪化する予報だったので飛行機に乗り損じないよう、帰る日を1日繰り上 げ、那覇に向け3:00の「フェリー座間味」に乗船したのであった。

次号予告「琉球王朝首里城」

続く...........。
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