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水たこ


未確認動物 01


未確認動物 01アップ


未確認動物 その2


わかる?平目全身


右向カレイ


ケガの30分前に
撮影したメバル 1


ケガの30分前に
撮影したメバル 2


メバルの
接近したアップ

連載エッセイ

第38回
「骨折・全快祝いダイブ」

平目の顔
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ヤドカリ君
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波の音聞けます

Photo and essay * Photographer * JIMMY 工藤氏


手記9回の中で、お話ししました骨折事故後、体に入っている長さ30センチのステンレスの補強金具とスクリュウネジ8本を4月30日に抜く手術を受けました。
平成8年10月13日に下腿骨骨折をし、翌年の3月に退院し、それから真冬の滑る時期を避け、又懸賞で当たった海外旅行「ハワイ」手記34回35回と「シンガポール」手記36回37回に行ったのちに、異物を抜きました、 抜いた後は動きが軽くなり痛みも和らぎましたました。
今まで1年と半年痛みをこらえながら「クラーク病院」「札幌アスレチッククラブ」でリハビリーを続けてきたのが嘘のようです。

手術は簡単なもので、30分で終了。
前回と違い意識がある状態で受けました。
手術前半プーンと蛋白質が焦げる匂いがしたので、 お腹の大きい手術ばの美人看護婦さんに聞くと、ちょうど電気メスを入れているところです、 自分の体が焼き切れる匂いが火葬場の匂いと同じく甘酸っぱい香りです、 不思議な気持ちですが、痛くも痒くもありません。
保険料が2割負担になったので通常退院までは2週間ほどだそうですが6日間にして頂き、 退院後自分で消毒をし10日後に抜糸しました。

担当の堤ドクターにはエアロビック以外、何をしても良いとの御聖断を頂きましたが、 ダイビングは重装備です、用心し今まで見合わせていましたが、 6月21日の日曜日に全快後初めて潜りました。
積丹半島の岬突端から少し南下した、寒村、「入舸」漁港入り口付近を潜りました、 ここのポイントは、溶岩流が港を形成していて、潜ってすこし進むと、 サンゴ藻に覆われた白く大きなゴロタ石が水底13mまで急に落ち込む斜面を形成しています、 海底に行くとこのゴロタ石が江ノ島海岸のように湾を奇麗に描いています。

このダイビングサイトに入ってすぐ左手のサンゴ藻に覆われた白い溶岩流を左手壁伝いに観察しながら進むと、 今まで見たことの無い、未確認動物を見たのです、よーく観察すると、形状はミミズの様で、 赤い色に毒蛇のように、等間隔に縞模様が入っています、 頭部は一ツ目小僧のようで、見る限り気持ち悪く、長さは30センチ以上あります、 尾のほうは、岩の裂け目にあり確認できませんでした、 珍しいので、色々な図鑑で同定しようと試みましたが、解りません、 なが虫の類だとは思いますが、読者の中で解る方、研究家で解る方いましたら、御一報下さい。

北海道の海底には図鑑に載らない、いろいろな棲物がいます、これらを皆様に、ご覧いただけるコーナーを近々設けます、ご覧の上同定のお手伝いをお願い致します。
体を前に進めます、ゴロタ石を過ぎると江ノ島海岸状に砂地が広がって見えます、砂地を遠目に見やると、砂煙が上がっています、近づいて覗くと、 石のように固まった目だけが見えます、砂を上手にかけて、 全身を隠しているのですが口が左側に少し見えますので、平目だと解りました。
余談ですがカレイは口が右側にきますので、覚えておいて下さい。

この判断要素は目の位置を確認して下側にある口が 右か左で確認します。
1 口が左側平目
2 口が右側カレイです

われわれはよく、左平目右カレイと語呂合わせで覚えています。
ただいくつか例外があり川カレイは左に口がありますが、平目の歯は全て犬歯状に大きく立派です。
砂に隠れた平目はカムフラージュの天才です、皆さんご覧になって判りましたか。
ここに同じ平目さんの砂を除いた写真、アップを貼付しておきますが、 これだとはっきりご覧いただけますね。

あとは美味しそうな水蛸と、手記第9回、骨折30分前に撮影した、メバルの群れをご覧ください。

続く...........。
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