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空撮3
コスラエの海1
コスラエの海2
エイの親子
寄り添うツカエイ
カスミチョウチョウウオ
ゴマニザ
ハクテンカタギ
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第33回
「コスラエの海」
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空撮1
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空撮2
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Photo and essay * Photographer * JIMMY 工藤氏
「フェニックス・マリーン・スポーツクラブ」 コスラエにこの島唯一の 日本人スタッフがいました。
彼の名は大宮さんといいまして、当時の彼はまだ若く確か23歳と記憶していましたが、 現地スタッフ6人の陣頭指揮を取り、ミニ
リゾートの建設から、施設の維持管理、 ダイビングガイドと忙しく働いている記憶が今でも生々しく覚えています。
なぜかといいますと、若いのに、優れた洞察力に決断力が、兼ね備わり、 現地ローカルスタッフの信任が厚かったのです。
私が20歳の頃、前職で勤めていた、小さな会社の、ある地方の支店長を任され、 赴任しましたが、年上の人間を使う難しさや、売り上げ達成などの、責任感などで、
いつもこれでいいのか自問する毎日でしたが、 40過ぎた現在、当時の自分と彼を比較すると、うらやましいくらい頼もしくみえました。
後々色々お世話になりましたが、最後まで私の信任を裏切りませんでした。
コスラエの海はエイの種類と固体数が多く、良く見掛けました、太平洋のこの地域で、 私的にエイの研究をしていた、札幌の本間さんが名付けたホワイトテールが
数多く見ることが出来ます。
ここに貼り付けたエイの親子4枚は水深35メートル深で撮影したのですが、 仲良く砂地に、身を隠していたのを、ガイドが見つけ、撮影することが出来ました。
エイというと、おいしい、カスベの煮付けを思い出しますが、このエイの親子の、 母親が漁師の手に掛かり、捕らえられ、食卓にのったあと残された、子供たちは、
どう生き延びていくのでしょうね。
よく、アフリカの動物番組で、動物の母親が何かの事故で亡くなったのち、 子供が十分な餌を取ることが出来ず、餓死したり。
餌を取ることが出来ても、大きな肉食獣に捕らえられ、食べられたりと、 ついエイについてもいろいろな想像が、涌いてしまいます。
私も近年、年を重ねた分、番組を見ているだけで、 目頭に熱いものを貯め込んでしまう自分に、ずいぶん、感情的になったなーとおもいますが、
一方で私達人間も含め生き物達、皆、生きるために生まれてきたのですが、 そのおかれたポジションで幸、不幸の差があまりにも、大きく感じるのは、私だけでしょうか。
ここコスラエの海の特徴は非常に優しい海ですから、 大型回遊魚をあまり見ることが出来ないのですが、カメが多く観察できました。
港にいるとき、ちょうど捕らえられたばかりの、 大きなタイマイがこれから生きたまま逆さにし、直火で焼いて食べるそうです。
かわいそうにここの島民はクリスチャンなのにと思いを後に、 次の日ポンペイ島に旅立ちました。
ちなみにタイマイは日本では、べっ甲細工の材料として使われ、 完成品は工芸品として、高価格で取り引きされています。
現在はワシントン条約で、絶滅種に指定され、輸出入が禁止、お土産や、 プレゼントでの持ち込も禁止されています、皆さん間違っても、
旅行先で買わないようにしてください。
そのような人がいると又1頭のタイマイが殺されてしまいます。
続く........。 |
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