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トローリング
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第20回
「ポンペイの海と酋長」
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プロダイバー
鉄さんと私1
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プロダイバー
鉄さんと私2
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Photo and essay * Photographer * JIMMY 工藤氏
ポンペイ島には幾つかの村と集落が有り、それぞれに酋長がいます。
酋長といいましても、日本のように行政を預かる村長、町長の様なものでなくではなく、 お祭りや奉り事、冠婚葬祭から、宗教儀式までを、取り仕切り、行政の○○長より住民と密着
し、尊敬崇められています。
その中であって、何と日本の人で酋長をしている人がいます。
その方は片山さんといいまして、日本人でありながら、ポナペ語を自在に扱い、現地人の人のように肌の色が黒く、髪が金色でしたので、てっきりポンペイ人だと思っていました。
片山さんはかなり前からこちらに住みながら、民間交流や行政の長とも親交厚く、住民の福祉や教育に功労があり、島民の推挙で、唯一、村民をもたない酋長の位を授かったのです。
その方が経営されるダイビングサービスが「フェニックスマリンスポーツクラブ」と言いまして、遠く日本からダイビングをされる方を受け入れているのです。
ポンペイ島は島と言いながら、かなり大きな島で、数多くのダイビングポイントを、片 山さんが自ら発見し、ガイドをされる精力的な方です。
島から船で1時間くらいの所にアンツ環礁、パキン環礁、の沢山のダイビングポイントがありますが、どのポイントも太平洋のほぼ真ん中ですから、水中の透明度50メ
ートル、透視度が40メートルと私が体験した海の中で一番に思えます。
*透明度=水平に見通せる度合い。透視度=俯瞰して見通せる度合い。*
しかも魚も大きく、個対数も多いので、リピーターでダイビングに来る方が多いので す。
フェニックスマリンスポーツクラブはアフターダイブにも力を入れており、お客様のリ クエストには何でも応えれるよう、スタッフ共々楽しませてくれます。
その内の2つを簡単に紹介します。
▼(1)▼
「ローカルパーテー」読んで字ごとく、現地スタッフ、住民による、歌あり踊りあり、 子供によるショーや、ローカルの食事、タロイモ、山芋、パンの実や、「シャカオ」
という、コショウの根を絞って作った、お酒の類等が振る舞われます。
これらはダ イバーでなくとも参加できますし、当然現地の綺麗な女性も参加し、夜遅くまで楽しむことが出来ます。
写真貼付、白い顔が私で隣に居る方が日本で一番有名なプロダイバーで鉄さんです。
プロダイバー鉄さんと私
▼(2)▼
トローリング 100キロ以上のスピードが出る、元水難救助艇でのトローリング」 でカツオ、マグロ、サワラ、写真貼付、私の足の太さと比べてください。
釣ったカジキ
まあ誇張でなく私が行った海の中でも、一押の海です。
以上3回続いたポンペイから次回は沖縄ケラマに行きましょう。
つづく...。 |
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