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初期水中写真
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第10回
「水中写真始める」
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jimmyの手に
乗ったカジカ
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写った?
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Photo and essay * Photographer * JIMMY 工藤氏
険しいが楽しいファンダイブを30回ほど経験し、水中カメラのニコノス「ニコン製」を手に入れて、撮影を始めましたがが綺麗に写っているの一枚もありません。
学生をやっていた頃はカメラ部に所属し、白黒写真の撮影、現像、プリントと一通りの技術を学んできたのですが、おかの常識は一般的に通じないのです。
大方の人が2.3度の撮影で高価な器材投げ出してしまうのですが、皆の前で昔カメラ部にいたことを、公言してたので、止めるにやめられず、意地になって続けていましたが、一向にうまくなりません、その原因の一部を解説しますと。
(1)水中では、水という物質がフィルターの様に作用し、距離と共に青い色の深みが増し、黄色が黄緑から濃緑色、黒へと変わります。赤ですと紫から黒色へとその色の種類と距離により刻々と変化していくのです。これらの撮影は、上がりを見るまで色が解らないのでしたが、今に至っては経験から大体の色合いを自分で予想できるようになりました。
(2)海水は陸上と違い水中成分の影響で、透明度が刻々変わり、あるときは味噌汁の中の様になったり、大雪山の空気ように、クリスタルのようにズート向こうまで
見渡せる時もあります、海水成分は、ある一定のサイクルで棲物達の生活 排水「食事と排便、生殖行為」など『自然の生態系なのですぐ回復する』。
また、特に大きな街や、事情が有り生活廃水を直接流している国の環境破壊による「汚泥等」『回復する為には長い時間が掛かる』等により、マリンスノーのように、霧がかかって見えるのです。
上記の様な状態でストロボを焚くと前面霧か雪降りのように被写体の前に立ちはだかり、白っぽくはねてしまうのです。
長年の経験と対策で自分の好きなアングルで写真が撮れるようになってきたのです。
こうなってくると生意気になってきまして、何とかこの写真を多くの人たちに見てもらおうと現在下記のように提供させていただいています。
(1)お客様の迷惑も省みないで、取引のお礼に差し上げたり。
(2)アングルフォトライブラリー社の写真カタログのB、Eで全国販売。
(3)北日本魚類大図鑑のハードカバーと扉に採用。
(4)山と渓谷社の日本魚類大図鑑に北海道の写真採用。
(5)札幌雪印パーラと居酒屋ゆきに常設展示。
自分の名前が図鑑などにインデックスされることで、自分の死後も本によって残されるます、この小さな国の隅っこで生きていた証が嬉しいですね。
つづく...。 |
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